050315_02
新規事業としてEMC対策品等ノイズフィルター５タイプ発表  【富山】コーセル（富山市、町野利通社長）はこのほど、新規にノイズフィルター事業を開始したと発表。第一弾となる「NAC、NAM、NAP、TAC、SNAシリーズ」の5タイプを開発し、販売を開始した。 スイッチング電源の開発やアプリケーション技術を通して蓄積したノイズ対策技術をベースに製品化。EMC対策にセット使用の多いノイズフィルターと電源のシナジー効果を図り、今後製品ラインアップを増やしながら3年後にノイズフィルター事業の売上高で七億円を目指す。 新製品の特徴は、システムごとの注文時に漏洩電流を選択可能としたほか、独自のプッシュダウン方式端子台により、ねじを緩めることなく丸型圧着端子の接続が可能。設計はRoHS指令に対応。金融機器・コインチェンジャーなどの計数機器やチップマウンター、半導体製造装置、医療・計測機器向けなどに採用を見込んでいる。 低域周波数帯域向け高減衰EMIフィルターのNACシリーズおよび低漏洩電流EMIフィルターのNAMシリーズは、定格電圧が単相交流入力250V、定格電流は6-30A、外形寸法は幅53×高さ41×奥行き92ミリ。 外部パルス電圧高減衰EMSフィルターのNAPシリーズは単相交流入力250V、6-30A、外形寸法は同53×同41×同92ミリ。 このほか三相交流入力の低域周波数帯域向け高減衰EMIフィルターのTACシリーズ、直流入力スイッチング電源出力ノイズ減衰用フィルターSNAシリーズの5タイプ22機種。 価格は1600円から6400円。 |
||||||||||||