電波プロダクトニュース
050311_04
カーオーディオ・DTV向け低価格デジタルオーディオプロセッサー 米アナログ・デバイセズ社はこのほど、カーオーディオ、デジタルテレビ、PCなど低価格と開発サイクルの短縮が要求される製品向けにデジタルオーディオプロセッサー「AD1940SigumaDSP」と「AD1941同」を発売した。価格は5.96ドル(一万個受注時)。また、デジタルサラウンド処理向けグラフィカルプログラミングツール「SigumaStudio」も発売。新製品「AD1940/41」は75MHzで動作する28ビットのコアと16チャンネルI/Oが特徴。通常の24ビットのオーディオ信号処理だけでなく、低音補正などのサウンド強化機能に対応するためのヘッドルームが取れる。形状や大きさが制約され大きなスピーカーやサブウーハーを使用することができない薄型テレビやマルチメディアパソコン向き。 また、総合的なポストプロセシング機能として、トーンや歪み制御と120ミリ秒の遅延を確保。「カーオーディオシステムに新製品を用いると、自動車メーカーは最高音質のためのプロ向けイコライゼーションが可能なスピーカーを装備できる」(同社)としている。AD1940はSPIコントロールインターフェイス、同1941は 2ICコントロールインターフェイス対応。いずれのパッケージも48ピンLQFPで供給し、自動車業界の拡張温度範囲仕様-40℃―105℃に適合している。 |
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