電波プロダクトニュース
050304_06
IPS技術適用のデジカメ用低温ポリシリコンTFT液晶 日立ディスプレイズは3日、テレビ用高画質液晶技術であるIPS(In-Plane Switching)技術を世界で初めて適用したデジタルカメラ(DSC)用低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイ=写真=を製品化、3月から量産を開始すると発表した。 この製品は、IPSの高画質技術と低温ポリシリコンTFTの高精細化技術を融合して実現した高画質の液晶ディスプレイ。IPS技術の適用により、見る角度でコントラストや色調が変化するといった液晶の視野角を大幅に改善し、写真のキメ細かく美しい画質が再現できる。 画面サイズも見やすい大画面2.0型、2.5型、3.0型を揃えている。屋外での視認性確保のための微反射機能も持っている。 同社では、千葉県茂原市にあるV3棟の低温ポリシリコンライン(大型基板=730×920ミリメートル)で、当初は月産数万個の規模で生産、需要の拡大に応じて増産していく計画。 主な仕様は次のとおり。 ▽2.5型IPS低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイ(型名=DXO6D12TC****)▽表示サイズ=6.4センチメートル(2.5型)▽表示画素数=960(水平)×240(垂直)▽表示色数=16M色▽視野角=上下左右170℃以上▽色再現性=50%(対NTSC比)▽RGB 8ビットデジタルインターフェイス。 |
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