電波プロダクトニュース
050303_04
RoHS指令に対応した2.54ミリピッチDIPスライドスイッチ 日本電産コパル電子はこのほど、RoHS指令(鉛およびカドミフリー)に対応した、高背型、フルピッチ(2.54ミリ)のDIPスライドスイッチ「CESシリーズ」の販売を開始した。4、6、8ビットの三種類を販売開始し、今後もビット数を充実させていく計画。 同社は1991年に小型スライドスイッチとして端子がハーフピッチ(1.27ミリ)のCHSシリーズを開発。02年には超小型スライドスイッチとして端子がミリピッチ(1ミリ)のCSVシリーズ、03年には国内初のRoHS指令に対応したフルピッチ(2.54ミリ)スライドスイッチCFSシリーズと、シリーズ充実を図ってきた。 今回開発のCESシリーズは、回路基板にポッティング剤を塗布する環境下での使用ができるよう、背を低くした製品。従来製品同様に金メッキ接点を使用することにより、鉛フリー対応ハンダの使用温度にも接点安定性を十分に確保している。 このほか、新接点構造の採用による中間停止の防止、ストローク2ミリにし設定位置の認識改善、表面の文字印刷についても視認性を改善している。 特徴としては(1)鉛フリー対応、カドミフリー対応(2)低コスト(3)金メッキ、ツイン接点で優れた接触安定性。 用途は、給湯機器、住宅設備機器、FA機器等の機械設定およびアドレス設定など。 サンプル価格は、4ビット165円、6ビット200円、8ビット240円。販売計画は、当初月間二十万個、3年後には月間五十万個を目標とする。 主な仕様は、接点定格はスイッチング DC50V 100mA。ストローク2ミリメートル。接触抵抗50mΩ以下。端子形状はスルーホールピン。 |
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