電波プロダクトニュース
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電波時計機能を実現するリアルタイムクロックモジュール 長野沖電気(平田弘行社長)はこのほど、電波時計用LSI、アンテナ、水晶発振器などの電波時計機能を実現するすべての部品を搭載した自動補正機能付きのリアルタイムクロックモジュール「NRC01シリーズ」を開発した。 同社では高度情報通信ネットワーク社会における電子取引などでタイムスタンプ(時刻認証)が重要視されるネットワーク家電をターゲットに今月からサンプル出荷、4月から量産出荷を開始する。 月間百万個の販売を計画。 NRC01シリーズは、沖電気工業の電波時計用1チップLSI「ML6191」を搭載。さらに、アンテナや水晶発振器など電波時計機能を実現するために必要な周辺回路をすべて一つのモジュールに搭載したことで、同モジュールとホストマイコンを接続するだけで容易に電波時計機能の機器組み込みができる。 アンテナをモジュール上に搭載した標準タイプと、アンテナとモジュールをフレキシブル・ケーブルで分離したアンテナ分離タイプがある。アンテナ分離タイプは、大型アンテナと組み合わせることで、より高い受信感度を得ることができる。 今後、ドイツ、イギリス、アメリカ、中国などの標準電波に対応したモジュールを開発し、海外市場展開も計画。 また、MEMS三軸加速度センサー、近距離無線通信規格のZigBee対応LSIなど沖電気製品を搭載したモジュール製品の自社製品を開発、06年度には年間五十億円の売上げを計画している。 |
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