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伝送速度10Gビットの光トランシーバー用受信モジュール  NEC化合物デバイスはこのほど、メトロアクセスネットワークや高速LANを構築する光トランシーバーに組み込み、伝送速度10Gビット/秒（Gbps）の高速通信を実現する光受信モジュール「NR3312シリーズ」（サンプル価格＝28000円）と「NR4210シリーズ」（同68000円）を製品化、2月28日に販売を開始した。量産開始時期はNR3312シリーズが7月、NR4210シリーズが8月を予定しており、2シリーズ合計で今後二年間に約二十万個の出荷を見込んでいる。 NR3312シリーズは、経済性に優れるPIN型の受光素子を-5℃から+100℃と高温動作と低温動作ができるよう最適化した。これにより高密度実装が可能となるため、小型の光通信装置を簡単に実現できる。また、受光素子の駆動電圧も5Vから3.3Vに低減し、内蔵トランスインピーダンスアンプICの電源電圧3.3Vと合わせて単一電源で利用できる。 さらにフレキシブル基板にも対応している。 NR4210シリーズは、高感度のAPD（アバランシェ・フォト・ダイオード）型素子に、光信号から電気信号への高効率変換と高速応答を両立できるよう最適化を行い、-28dBmという業界最高クラスの受信感度を実現した。伝送速度100Gbps対応の小型光トランシーバー規格のXENPAK、XPAK、X2およびXFPに対応している。 フレキシブル基板にも対応しており、回路基板への実装が容易になる。 |
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