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非接触Javaカード用システムLSI  松下電器は、ＩＴセキュリティ評価国際規格ISO/IEC15408のEAL（評価保証レベル）4プラスの認証を取得した非接触Javaカード用システムＬＳＩを開発した。 0.25μメートル四層メタルの32KバイトEEPROM（書き換え回数五十万回）、32ビットRISCマイコン、暗号コプロセッサー混載システムLSI（集積素子数約四百万トランジスター）で、内蔵ソフトウエアJava CardOSのセキュリティ機能を強化し、各種暗号技術、観察防止技術などの耐タンパー技術を搭載。 非接触Javaカードとして世界で初めてEAL4+認証を取得した。 従来の磁気カードよりさらに高セキュリティなICカードが求められている中、利便性の高い非接触ICカードで国際規格の商用向けセキュリティで最高レベルのEAL4+認証を取得できたことで、これまでの公共分野のほか、パスポート、衛星放送STB、金融端末など、高いセキュリティ確保が必要な分野の非接触ICカードに使える。2月からサンプル出荷を開始し、9月に松下電器半導体社の砺波工場で量産に入る。 ドイツのISO/IEC15408認証機関TUViTがセキュリティ機能の仕様、設計時の実装、形式的表現による設計、脆弱性の評価、外部からの攻撃への耐性などを評価し、ハード、ソフトウエアともにEAL4+に適合しているとして認証した。EAL4+はEAL4より実装表現EAL5レベル、開発セキュリティ、誤使用、脆弱性分析EAL6、7レベルに高めている。 |
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