電波プロダクトニュース
050224_06
64段階に設定可能なデジタル音声遅延処理IC 新日本無線はこのほど、デジタル処理により遅延した画像と、音声の同期をとるためのデジタル音声遅延処理IC(デジタルオーディオディレイ)「NJU26902」を開発、サンプル出荷を開始した。量産開始は3月で、月産十万個を予定。サンプル価格は500円。 近年、テレビの画像処理は高画質化に伴い、音声処理に比べて遅延するようになり、画像と音を同時に出すため画像の処理時間に合わせて音声を遅延させる必要が生じている。 新製品は、内部にメモリーを持ち、2チャンネル音声信号に遅延を与えることができる。遅延時間はサンプリング周波数32kHz時で最大0.128秒。6本の設定端子で64段階に設定でき、より細かい遅延時間を選択できる。また複数個カスケード接続することで、個数倍の遅延時間を作ることができる。 パッケージSSOP20(6.5×6.4ミリ、高さ0.9ミリ)で、外付け部品が必要なく実装面積の省スペース化が図れる。動作電圧は2.5V(ボルト)で、インターフェイスは3.3V対応。 左詰、右詰、2IS(24ビット)の各オーディオフォーマットに対応し、入出力ポートは各一ポート。音声の操作はしないため、リニアPCM以外の非音声フォーマットにも対応する。 |
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