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携帯電話向け最新のマルチメディア処理機能搭載のアプリケーションプロセッサー  ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆CEO）はこのほど、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサーSH-Mobileシリーズで、地上デジタル放送や500万画素のカメラモジュールに対応、さらに静止画対応のJPEGハードウエア・アクセラレーターなど、最新のマルチメディア処理機能を搭載した「SH-Mobile3A（SH73380）」を製品化、4月からサンプル出荷を開始する。価格は、5250円（一万個ロット時の価格）。10月から月十万個で量産を開始し、2006年3月には月三十万個を予定。 新製品は、CPUコアに最大動作周波数216Mヘルツで389MIPSの高速処理性能を持つSH4AL-DSPを搭載している。このため、1セグメント放送を表示するブラウザを快適に処理でき、負荷の大きな複数アプリケーションの処理やLinuxなどの汎用OSによる動作も、余裕を持って実現可能である。 また、動画像圧縮規格のH264/MPEG-4AVCに対応した新規開発の画像処理IP、VPU4（ビデオ・プロセッシング・ユニット４）を搭載。その他TS（トランスポート・ストリーム）インターフェイスを内蔵し、画像データと音声データの分離処理などをCPUに負担をかけることなく実現できる。 さらに、高精細カメラの大容量画像データを高速に取り込んで画像の多様な加工ができ、携帯電話をTVに接続してカメラで撮影した高精細な動画をTVに表示することも可能である。 パッケージは、409ピンCSP（12×12ミリメートル、0.5ミリメートルピンピッチ、厚さ1.4ミリメートル）を採用している。 |
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