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定格電流2400Aを実現した1700V IGBTモジュール  三菱電機は、電鉄、電力設備や工場などの産業用インバーター駆動に用いるパワーモジュールとして業界最大レベルの定格電流2400A（アンペア）を実現した1700V（ボルト）IGBTモジュールNシリーズ「CM2400HC-34N」（税抜きサンプル価格＝94000円）など、5タイプのサンプル出荷を28日から開始する。 CM2400HC-34Nは、低損失特性に優れた独自の最新トレンチゲート構造のCSTBTの採用により、従来機種のHシリーズと同等外形ながら定格電流が50%増となる業界最大レベルの2400Aを実現した。 飽和電圧も約25%低減と低損失を実現したことで、インバーターシステムの放熱部の小型化や出力アップが可能となる。 また、新製品はベース板（放熱板）にAlSiC（アルミ・シリコン・カーバイト）材を採用したことにより、温度変化に対する製品寿命を一般的な銅材と比較して約十倍向上した。 さらに、従来のIGBTモジュールとの置き換えを容易にするため、取り付け穴に互換性を持たせている。そして、従来からの結線タイプを踏襲し、一素子入り、二素子入りをはじめ、電鉄分野からの要望が多い一素子とダイオードの混合タイプなどもラインアップしている。 |
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