電波プロダクトニュース
050204_04
携帯電話用高機能フロントエンド・パワー・アンプ・モジュール 【ニューヨーク支局】米フリースケール・セミコンダクターはこのほど、費用対効果の高い多機能携帯電話に貢献する高機能フロントエンド・パワー・アンプ・モジュール「MMM6015」を発表した。MMM6015により、必要とされるボード面積を現在の世代と比較して40%以上も節約することが可能。 同モジュールは、携帯電話の電池駆動時間を延ばしつつ、パワー・アンプ、パワー制御、ローパス・フィルターおよびアンテナスイッチを統合した新しいデザイン。さらに幅広い次世代GPRS/GPRS携帯電話をターゲットにしており、850、900、1800、1900Mヘルツ幅で動作するクワッドバンド、トライバンドおよびデュアルバンドのGSM携帯電話アプリケーション向けのフロントエンド・パワー・アンプ・モジュールだ。このモジュールはコンシューマー製品で、要求される有害物質の削減も実現している。 同モジュールは、ローパス・フィルターと送信/受信スイッチを小型のモジュール(6×8ミリ、高さ1.15ミリ)に集積しているため、携帯電話の製造がより容易になり、製品の市場への投入時間を短縮する。また、電池電圧が低電池値を下回ったときのスイッチング過渡動作を防止するために、アンチ・サチュレーション技術が採用されている。さらに、ローバンド電流を制限することで、極度な条件下での電池破損を防止している。これらの機能により、携帯電話の電池寿命が大きく延びる。 サンプル品はすでに出荷中で、量産開始は今年第2四半期の予定。参考価格(一万個購入時の一個当たりの価格)は4.5ドル。 |
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