電波プロダクトニュース
050204_03
低消費電力でQVGA以上の解像度用1チップ液晶コントローラードライバー ルネサス テクノロジ(長澤紘一会長兼CEO)は、携帯電話用の低温ポリシリコン(LTPS)TFTカラー液晶パネル向けとして、QVGA以上の解像度および低消費電力化に対応した一チップ液晶コントローラードライバー「R63400」を製品化、5月からサンプル出荷を開始する。6月から月産十万個で量産を開始、12月には五十万個に引き上げる。同社では、今回の新製品をベースにQVGA対応製品の品種拡充を計画している。 QVGAピクセルサイズの携帯電話は、表示情報量の増大などにより、メイン画面の高画素化に対する市場ニーズが強くなってきている。同社は、これまでLIPS液晶パネル用としてはRAMを内蔵したソースドライバーと、電源供給用ICの2チップ構成のチップセットを製品化してきた。 新製品のR63400は、携帯電話の高解像度、多機能化に対応しながら、1チップにより従来の2チップに比べ約20%の低消費電力化と、パネルでの実装面積の削減を実現した。 内蔵グラフィックメモリーとして194.4KBのRAMを内蔵、表示色は、26万色に対応している。 このほか表示のローテーション機能、高品質表示を実現するRGB独立γ調整機能搭載などの特徴を持つ。 ◇QVGA=ディスプレイの精細度規格の一つで、画素数は240×320ピクセル。 |
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