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周辺機能を搭載した50MHz動作の32ビットCISCマイコン3品種  ルネサステクノロジはこのほど、32ビットCISCマイコンH8SXファミリーのラインアップ強化として、50Mヘルツの高速動作を実現した「H8SX/1651」（価格525円）二品種および「H8SX/1653F」（同2079円）一品種、合計三品種を製品化、6月からサンプル出荷を開始する。量産はH8SX/1651が今年9月から月一万個、同1653Fが2006年3月から月一万個で量産の予定。 三製品は、既存製品より動作周波数を向上させ、高性能化を図った製品でH8SX/1651はフラッシュメモリーを内蔵しない低価格版、H8SX/1653Fはフラッシュメモリー内蔵版となっている。 いずれも豊富な周辺機能の搭載により、PC周辺やOA機器、民生、産業機器などの用途に適している。 新製品は、H8SXファミリーでは最高速の50Mヘルツと、従来の民生機器向けでの35Mヘルツから約1.4倍に高速化、50Mヘルツ動作時で50MIPSの高速処理性能により、高性能な機器が実現できる。さらにH8SX/1653Fの内蔵フラッシュメモリー（348KB）は一サイクルアクセスが可能なため、プログラムの高速処理ができる。 周辺機能、とくにシリアル通信機能は調歩同期／クロック同期に対応し、H8SX/1651では5チャンネル、同1653Fでは六チャンネルとチャンネル数を増やしている。しかも1653FはハイスピードSCSI対応のチャンネルを含み、高速なシリアル通信が可能なほか、USB2.0ファンクション（フルスピード）を内蔵している。 さらに両製品ともJTAGインターフェイスに準拠したオンチップデバッグ機能を追加しており、ユーザーシステム上で実動作状態でのデバッグが可能である。 パッケージは、鉛フリー仕様の120ピンTQFPまたはLQFPで供給される。 |
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