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ファンモーター駆動用インバーター制御インテリジェントパワーモジュール  サンケン電気は、インバーター化が進むエアコンや冷蔵庫などの家電品のファンモーター駆動向けのインバーター制御用IPM（インテリジェント・パワー・モジュール）「SMA6800Mシリーズ」三品種を開発、今月から量産出荷する。当初月産五万個でスタート、2005年度には、同三十万個を見込む。 同社は、これまで制御用ICを三つ組み合わせることでインバーター制御を行ってきた。 新製品は高集積マルチチップマウント技術と新たな32ピンフレームを組み合わせることで、ICの1パッケージ化を実現した。 SMA6800Mシリーズに組み込まれた「SMAパッケージ」は、同社標準の小型SIPパッケージ（幅31×奥行き4×高さ10.2ミリメートル、樹脂部）と小型。同社従来品に比べ、実装面積が約3分の1となる高密度実装が可能。 ブートストラップ方式によるハイサイドドライブの採用により、マルチ電源および絶縁用フォトカプラーは不要。 制御電源低下保護回路（自動復帰）を内蔵している。サンプル価格は、耐圧/出力電流500V/2.5AのSMA6803Mで900円。 ◇IPM＝パワーデバイスに加え、それを駆動するドライブ回路や保護回路などを複数のチップを組み込んで構成したモジュール。 |
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