電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月28日050128_02 ヨコオ 接続部品 コネクタ 汎用

高周波デバイス検査用ソケットの設計・仕様を標準化



ヨコオはこのほど、高周波デバイス検査市場向けの高周波デバイス検査用ソケット(ハイギガコンタクタユニット)の設計・仕様を標準化し、今後の需要増に対応できる量産体制を構築した。これにより納期は従来品の1.5カ月から約三週間への短縮が可能となった。国内外での積極的な拡販を行い、今年は年間500台の販売を目指す。

半導体業界では、PC、ゲーム機、通信機器などの高性能・高機能化に伴う情報処理量増大に対処するため、演算速度向上や数Gbps―10Gbpsのインターフェイスを備えたデバイス開発が進み、半導体検査市場では、これらのデバイス検査のための高周波デバイス用ソケット需要が拡大している。

高周波デバイス検査用ソケットは顧客仕様により一品一様のため、その都度、設計、材料手配、部品加工が必要とされたが、需要増とともに納期短縮やコスト要求が強まっていた。こうしたニーズに対応するため、ソケットに使用するプローブピンや金属性ハウジング、絶縁材料などの設計・仕様を標準化し、製造日数を大幅短縮、量産への対応を可能としたもの。

同社の高周波デバイス検査用ソケットは(1)樹脂挟みタイプ(DC16Gヘルツ、対応ピッチ0.5/0.8ミリ、最大144ピン)と(2)インシュレータリングタイプ(DC110Gヘルツ、対応ピッチ1.0ミリ、最大1600ピン)がある。プローブ方式のため同社従来品ソケットと互換性を持つ。挿入損失、反射損失、クロストーク特性に優れ、板バネやシートタイプに比べ安定したコンタクトが得られる。ユーザーでの信号、電源、GNDピンの入れ替え可能。ESD対策品。

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