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100MHzまでの高速ADコンバーターを駆動可能な完全差動アンプ  日本テキサス・インスツルメンツ（日本ＴＩ）は25日、100MHzまでの高速ADコンバーターを駆動できる、完全差動アンプ「THS4509」を発表した。独自のBiComⅢバイポーラ・シリコンゲルマニウム（SiGe）プロセスを採用しており、優れたノイズ特性、歪み特性を有することが特徴。 試験・測定機器、医療用画像装置、無線基地局などに最適。 「THS4509」は1.9GHzの信号帯域幅を持ち、2Vの出力ステップに対し1%のセントリング時間が2n秒を持つ。そのほか、2.0nV/Hzと低い入力換算電圧ノイズ、70MHz、200Ω負荷の優れた特性を提供する。アーキテクチャーは、ゲイン、出力のコモンモード電圧、出力インピーダンスの整合など問題を相互に切り離すため、設計者はそれらの特性を個別に設定可能。 現在サンプル出荷中で、量産は2005年第1・四半期から。パッケージは、16ピンQFNで供給され、価格は3.75ドル（一千個受注時の単価）。 |
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