電波プロダクトニュース
050125_03
世界一低コストの第三世代フラッシュFPGA 米国アクテル(カリフォルニア州、日本法人=アクテルジャパン)はこのほど、「世界で最も低コストのFPGA」(同社)という第三世代のフラッシュFPGA「ProASIC3」と「ProASIC3/E」ファミリーを発表した。 量産開始は2005年弟4・四半期を予定している。 民生機器や自動車などのアプリケーション市場で、FPGAに対する需要は急成長を続け、今年の市場規模は五千億円に達すると予想されている。 同製品は、この市場で必要とされる機能とコスト効果に対応する。 「ProASIC3/E」は、アクテルの第二世代フラッシュFPGA「ProASIC Plus」を基礎に、64ビットPCIを66Mヘルツのスピードでサポートし、オンチップでユーザー・フラッシュメモリーを内蔵した業界初のFPGAという。 システム・ゲートは三万―三百万に対応し、機密性の高いインシステム・プログラミング(ISP)機能を備えている。 同製品は、コストが低く抑えられることが特徴の一つ。ワンチップ・デバイスのため、デバイスのプログラミングをサポートする外部ブートROMやマイクロコントローラーなど、通常システム基板上に必要となるさまざまな外部コンポーネントが不要。また電源投入後に即時動作するため、電源投入時にシステムを起動させるための外部CPLDも必要ない。 その結果、基板スペースが少なくて済み、システムの信頼性が高まり、部品管理を簡素化することができるという。 アクテルのジョン・イースト社長兼CEOは「『ProASIC3』は世界一低コストのFPGAソリューションで、ARAmベースの製品としても高性能、セキュリティの優位性がある。ASIC並みのユニット・コストでFPGAのタイム・ツー・マーケットを迅速化できるため、大量生産でもASICからの移行に対するニーズに応えることができる」と語っている。 |
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