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PWM制御型の3色LED、多色化コントローラードライバー  新日本無線は、携帯電話、オーディオ機器用として需要が拡大しているLED用に新しい機能を搭載したドライバーICの新製品を相次いで開発、品種構成を強化した。 このほど、シャットダウン端子付きの白色LEDドライバー「NJY6049」とPWM制御型三色LED多色化コントローラードライバー「NJU6061」をサンプル出荷、2月から生産開始する。 両製品とも月産五万個からスタート、順次、生産量の増大を予定。 NJU6049は、白色LEDバックライトドライバーにおける高効率化の要求に対応、高変換効率82%（VIN=3.6V、ILED=20mA時）を実現し、シャットダウン端子による昇圧回路のON/OFF機能を搭載、省電化を図った。直列接続で最大四個まで白色LEDを安定して点灯できる。 また、VSP―10の小型パッケージを用いるとともに、高いスイッチング周波数とすることにより、小型インダクタンスとコンデンサーが使用でき、省スペース化が図れる。サンプル価格は100円。 シャットダウン端子を取り除くことでさらに小型化（SOT―23―5）を実現したNJU6048もラインアップしている。 主な用途は、携帯電話、PDA、電子辞書などの携帯情報機器。 NJU6061は、携帯電話、カーオーディオ、OA機器のイルミネーションやキーパッド照明、液晶のバックライトに使われる三色（赤、緑、青）LED多色化コントローラードライバー。これまで、三色LEDでマルチカラー発光を実現するためにはCPU制御を用い、複数段階の調光による組み合わせを行ってきた。これに対し、NJU6061では、PWM（パルス幅変調）調光回路を用い三色LEDをコントロールすることで多色化を実現した。 また、カスケード機能や、リニアな色彩変化を実現する波形補正機能、さらにCPUの付加を軽減させることができるスィーププログラミング機能を内蔵している。1チャンネル当たり30mAのドライバーを内蔵、十分なLEDの輝度を得ることができる。 LEDを駆動する電源を生成する昇圧回路を除き外部電源とすることで低価格化。 パッケージは、FFP12（2.0×2.0×10.85ミリメートル9とSSOP14（5.0×6.4×11.15ミリメートル）。サンプル価格は140円。 |
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