電波プロダクトニュース
050119_07
携帯機器向けバッテリーパック認証用半導体 【ニューヨーク支局】米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)はこのほど、携帯電話やPDA、デジタルスチルカメラ(DSC)、ノートPC、その他携帯用アプリケーションに使われるバッテリーパック認証用半導体製品「bq26150」を発表した。 これによって、民生電子メーカーが自社の機器への使用を認めていない、安全に問題があるとされたバッテリーの利用を簡単に割り出すことができるとTIでは説明している。「bq26150」はバッテリーパックの中に内蔵され、ホストシステムのマイクロコントローラーまたはアプリケーションプロセッサーと通信する。TIのアプリケーション・プロセッサー「OMAP2420」などのホストプロセッサーが、バッテリーパックにシングルワイヤの通信線上のデータに対する要求でバッテリーパックの挿入物をチェック。エンド機器メーカーだけが知る秘密の暗号解読のカギから得たデータを計算し、そのデータはセキュリティが確保された不揮発性メモリーを使用しbq26150にプログラムされるという仕組みだ。 バッテリーからの情報が終了した場合、システムはバッテリーパックで通常の動作が可能になる。システムメーカーは、バッテリーパックの応答が正常でない時やバッテリーパックが認証されていない場合、または欠陥があると断定されたときは、システムをプログラミングすることで消費者を保護する。 TIのバッテリーパック・セキュリティ製品シリーズ初のバッテリー管理用半導体「bq26150」は、サイクル冗長チェック(CRC)アーキテクチャーをベースとした重要なセキュリティデータ情報を獲得。TIでは、暗号化アーキテクチャー「SHA-1/HMAC」をベースとしたバッテリーセキュリティ半導体の生産を今年上半期に予定している。 |
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