電波プロダクトニュース
050119_05
トランスポンダー1個で40〜80種類のフルバンド信号を変換できる光モジュール 富士通は18日、高速大容量光ブロードバンドネットワーク構築を支えるキーモジュールとして、一つのトランスポンダーで40―80種類のフルバンドの信号を変換できる世界初のフルバンドチューナブルモジュールの量産化製品など、国際的な業界標準MSA準拠の光モジュール群を1月下旬から順次発売すると発表した。 光波長多重システムでは40―80種類の異なる波長を持つ信号を変換する機能が必要で、それぞれの波長に対応するトランスポンダーが必要となる。300pinフルバンドチューナブル毎秒10GビットMASトランスポンダーは、世界に先駆けて同機能を一つのトランスポンダーに搭載した光モジュール。 プラガブルトランシーバーでは、毎秒10Gビットで小型のXFP MSAトランシーバー、およびイーサネット用のX2 MSAトランシーバーなど、伝送距離に応じた光モジュール製品を強化した。最先端の光送受信素子の採用などで発振波長の安定性に優れ、低消費電力を実現する。 また1―2.5Gビットシステム用にも各種伝送距離に対応したSFP MSAトランシーバーのラインアップを強化した。 FTTH用光モジュールでは、IEEE準拠のGE−PON対応の廉価な光モジュールの出荷を開始している。 またMSA対応10GビットLN(ニオブ酸リチウム)外部変調器として、分極反転を用いたシングルドライブで、光の波長揺らぎ(チャープ)をゼロとするゼロチャープの変調器を製品化した。電気信号を光信号へ変換するデバイスであるLN外部変調器は、光モジュールに組み込むことで大容量・長距離伝送を実現する。 |
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