電波プロダクトニュース
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二層DVD+-R16倍速記録用赤色高出力半導体レーザー 三菱電機は、二層DVD±Rディスクへの16倍速記録が可能な業界最高レベルの光出力350mW(ミリワット)の赤色高出力半導体レーザー「ML1X27シリーズ」を開発、2月16日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は5000円(税抜き)。量産開始は6月。 なお、記録型DVD装置市場の拡大を受けて、9月をメドに従来の月産500万個から月産1000万個への増産を行う計画。 現在、単層ディスクでは光出力250mWの赤色半導体レーザーを用いて、16倍速記録の装置が商品化されているが、二層ディスクでは4倍記録までとなっており、二層DVD±Rディスクに16倍速で記録するために350mWの光出力のものが求められている。 今回、半導体レーザーの素子構造のさらなる最適化を進めることにより、記録型DVD装置用としては最高レベルの光出力350mWの赤色高出力半導体レーザーを開発した。 また、二層DVD±Rディスクへの16倍記録時には、レーザードライバーなどの周辺回路での発熱によりレーザーの環境温度上昇が問題となる。同社のレーザーは75℃までの高温動作を保証しており、DVD装置や光ピックアップモジュールの小型化などによる高密度実装に対しても熱設計が容易となる。 さらに新製品は、DVD±R、±RW、DVD−RAM装置などすべての記録型DVD装置に適合する。 同社は、DVDディスクへの16倍速記録に用いられる250mW赤色高出力半導体レーザーでトップシェアを獲得しており、二層DVD±Rディスク16倍速記録用レーザーにおいても、引き続きトップシェアを目指す。 |
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