電波プロダクトニュース
981009_05
光進 小型傾斜振動センサーメーカーの光進(埼玉県東松山市下青鳥699-1、中嶋文雄社長)は、傾斜/振動センサーの新製品として容積を約20%小型化し、コストを約30%ダウン(いずれも同社従来比)した4機種8タイプを開発。石油ファンヒーター、24時間風呂などに提案を強化する。 新製品は傾斜センサーのノーマルオープン(常時オフ状態で傾斜感知時にオン)タイプのKOF-223-30、ノーマルクローズ(常時オンで検知時にオフ)のKON244-30、振動センサーのノーマルオープンタイプKOF213-20、ノーマルクローズタイプのKON234-30の4機種。各機種に垂直基板設置用のS、水平基板用のDタイプを揃えた。 全機種とも振動・傾斜の両方を検知可能で、水平方向360度を検知。傾斜検知角度はKOF-213タイプが20度で、その他3機種は30度。振動検知感度はKOF223タイプが0.9G-10ヘルツ/S、同213が0.6G-10ヘルツ/S、KON244が0.881.0G、同234が0.5-0.7G。 外形は全機種が直径6.6ミリ、高さ9.0ミリで、同社の従来品比で約20%容積を縮小。樹脂ケースの採用、導電球体を、2個採用するとともに、従来のオイル入りからオイルレスタイプとしたことなどで小型化を実現するとともに感知精度を向上させた。 価格面でも、従来品が1万個のロットで1個150円程度だったものを、1個100円前後と30%以上の低価格化を実現した。 同社によれば、石油ファンヒーター用の同種センサーはビス止めタイプで直径18ミリ、高さ24ミリ程度のものが使われており、同社製品では直径で約3分の1、高さで2分の1以上に小型化が可能。またプリント基板に直接装着できるためハーネスやビス止めなど不要で、大幅な合理化が可能としている。そのため燃焼機器メーカーへの提案に力を入れたいとしていた。 |
| 全新製品情報| 一般電子部品:製品別リスト|
| 電子デバイス:製品別リスト| 電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る| 次データへ|