電波プロダクトニュース
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アルプス アルプス電気は5日、抵抗体式位置センサーとしては業界最小サイズで、耐熱性に優れたロータリーセンサー「RDC50」を開発し、10月からサンプル出荷および量産開始すると発表した。 サンプル価格は、1個300円。生産計画は、月産20万個。 自動車をはじめ、OA・家電機器は、安全性・快適性・省エネ化が求められており、これらの機器を最適に制御するための位置情報をフィードバックするセンサーの重要性がますます高まっている。 新製品は、同社が培ってきた抵抗体インクおよび印刷技術を駆使して開発されたもので、外形寸法は11×12×2.7ミリメートル、体積は同社従来品比4分の1の小型・薄型化を実現。基準に対する出力電圧のずれを示す直線性は従来品と同レベルのプラスマイナス2%以内を維持しており、動作寿命は従来品の約2倍の10万回に向上した。 使用温度範囲は、マイナス40-プラス120度Cと高温環境下でも使用できるため、車載電装品をはじめ、耐熱性が要求される家電機器の調整用としても使用可能。 取り付け方法は、プリント基板にはディップおよびリフローハンダで対応、コネクターによる接続も可能。 開発・生産は、第2機構事業部(宮城県遠田郡涌谷町)で行う。 用途は、自動車のミラー位置・シート位置などの検知用、オーブンレンジの温度調整用など。 |
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