富士通高見澤
2極超小型フラットリレー

　富士通高見澤コンポーネント（東京都品川区東五反田2-3-5、飛鳥間秀治社長）はこのほど、信号用リレーの新製品として、2極超小型フラットリレー「FTR-B3シリーズ」および4極超小型テレコムリレー「FTR-B2シリーズ」を開発、サンプル出荷を開始した。両シリーズは、6日からインテックス大阪で開催される「エレクトロニクスショー'98」に出品される。

　FTR-B3は、同社従来品比で、実装面積を50％削減。交換機用では世界最小クラスの実装面積を実現する。高密度実装可能なハードメトリックス端子ピッチを採用。国際テレコム規格に適合した高絶縁性を持つ。外形寸法は、7.2×10.6×高さ5.25ミリメートル。用途は、局用交換機をはじめ、PBX、ネットワーク機器、OA機器、計測機器など。

　FTR-B2は同社従来品比で、体積を45％削減する世界最小超小型4極（2T2M）リレー。実装効率向上を実現する。国際テレコム規格に適合した高絶縁性を持ち、外形寸法は9.9×17.4×高さ9.3ミリメートル。

　用途は局用交換機、伝送装置など。