電波プロダクトニュース
981006_06
セイコーエプソン セイコーエプソンは5日、携帯情報端末向けに、32ビットRISCマイコン「SH-3」をコアに、LCDコントローラーなどを内蔵したシステムLSIを開発、99年3月からサンプル出荷を始めると発表した。 同社は昨年、日立製作所と提携し、SH-3の開発ライセンスを取得した。この契約にもとづき、ハンドヘルド型パソコンやPDA向けシステムLSIの開発を進めてきた。 新製品はその第1弾で、日立オリジナルと機能互換のSH-3(SH7709)コアに、セイコーエプソンが開発し、LCD表示コントローラーのディファクトスタンダードになっているSED1354およびユーザーロジックとして約5万ゲートをワンチップにした。 電源電圧は3.3V、動作周波数は80Mヘルツ、処理能力は108MIPSを実現した。パッケージは352ピンTBGAで供給する。SH-3をコアにしているため既存のソフトウエアが活用できる。生産は月産10万個規模で立ち上・0る。 同社は省の技術「エナジーセービング」を基本コンセプトに、低電圧・低消費電力品に注力。今後、シリーズ展開として、低消費電力ASSPマイコンや、エンベデッドASICなどのラインアップを計画している。 |
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