電波プロダクトニュース
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日通工 日通工は非4級塩系電解液を使用した高性能アルミ電解コンデンサー「MK(E)Zシリーズ」=写真=を開発し、12日から販売を開始する。月産は当面200万個を予定。6日からインテックス大阪で開催されるエレクトロニクスショーにも出品する。 新製品は、各種スイッチング電源の2次平滑回路用に最適な小型、低インピーダンス、高信頼性のアルミ電解コンデンサー。ノート型パソコン、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、携帯電話など各種携帯機・L充電器、小型のデスクトップパソコンの電源などでの使用が見込まれる。 従来製品に使用されていた4級アンモニウム塩系電解液に比べより安定性の高い非4級塩系電解液を採用。加えて低損失の電解液を使用することで、従来品以上の長寿命、高信頼性と低インピーダンスを実現した。 インピーダンスは20度C100kヘルツで0.7-0.015Ωと従来品の約25%減。高温負荷特性は、105度Cで5千時間と従来の「SP(X)シリーズ」の2.5倍となっている。 主な仕様は、静電容量範囲が33-15000μF、定格電圧は6.3-35V、使用温度範囲マイナス55度Cから105度C。ケースサイズは5φ×11-18φ×40ミリメートル。 |
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