電波プロダクトニュース



981006_03
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月 6日 981006_03 東芝 半導体素子 光素子 一般産業用

東芝
表面実装型LED


 東芝は5日、交通表示板や道路標識などの用途向けに新構造のパッケージを採用した軽量・薄型のレンズ付き表面実装型LED「TLxx1102」シリーズを開発、11月からサンプル出荷すると発表した。同時にバックライト用途に適した「TLxx1100」シリーズもサンプル出荷する。それぞれ来年1月から月産300万個規模で量産を開始。

 同10月までに両シリーズ合わせ月産1000万個規模に引き上げる。

 TLxx1102(価格は40円)は、インジウム、ガリウム、アルミニウム、リンの4元素を材料にした高輝度LED。とくに、LEDチップ上部を透明な樹脂でドーム状に封止し、集光性を改善したドームレンズを採用することで表面実装型ながら従来の砲弾型と同等の光度を実現した。しかも、高耐熱の白色樹脂でモールドしたフレームの中に、LEDチップを搭載したことで、動作温度の上限を100度Cまで引き上げた。60度Cの環境でも許容動作電流は砲弾型に比べ55%向上している。さらに、従来主流となっていた砲弾型に比べ重さは約3分の1、厚みも半分とした。

 表示色は赤、橙、黄、緑、純緑の5色。サイズは3.2×2.8ミリ。


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