電波プロダクトニュース
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三菱電機 三菱電機は、ヘッドホン対応のSRS 3Dステレオ機能を内蔵したサラウンドコントローラーIC「M62458FP」を業界で初めて開発、サンプル出荷を始めた。ミニコンポやテレビ向けに販売していく。サンプル価格は120円。当面月産5万個で量産に入る。 同社は従来からSRSラボ社が開発した2スピーカー対応の3Dサラウンド技術を用いたLSIを開発・供給してきた。今回、SRSラボ社がヘッドホン用に改善した3Dステレオ技術「SRSヘッドホン」を用い、ヘッドホンに特化した3Dステレオシステム用ICを開発した。 新製品はヘッドホンアンプの前段に用いることで、通常のヘッドホンで自然なサラウンド感を実現できる。また、抵抗を外付けすることで、SRS 3Dステレオのレベル調整をセットメーカー側で自由に設定でき、音の広がりをもたせることができる。原音を聴きたい場合はスイッチを切り替えることで、そのまま出力するようにも設定できる。 電源電圧は5V、パッケージは14ピンの面実装タイプで供給するが、今後はDIPなど挿入型パッケージのラインアップも検討している。 同社は現在、SRSラボ社の3Dステレオ技術を用いたICとしてSRS 3Dステレオ/3Dモノ、下部の音を上部に定位させるFOCUS技術内蔵の3Dステレオなどのラインアップを図っている。 |
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