ブルートゥースコア仕様バージョン5.2対応の無線通信モジュール2種

EYSNCNZWW

　太陽誘電は、ブルートゥース5の最新バージョンであるコア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSNCNZWW」および「EYSNSNZWW」を商品化した。今月から量産開始予定。サンプル価格は3000円／個。

　新商品は、方向探知機能に対応し、位置情報を把握することが可能で、ウエアラブル端末やヘルスケア機器、物流端末など小型・薄型化が求められるIoT関連機器に最適となっている。

　ウエアラブル端末など、IoT関連機器は、非常に小型で使用できるバッテリが限定されているため、極めて低消費電力で稼働することが求められる。そのような機器の多くには、消費電力が少ない無線通信規格であるブルートゥースが採用されている。

　同規格の最新コア仕様バージョン5.2は、従来の低消費電力という特徴をそのままに、通信速度の向上や通信範囲の拡大、高度な方向探知機能などが追加されている。

　そこで今回、ブルートゥースに方向探知機能に対応した無線通信モジュールを2アイテム加え商品化した。サイズは「EYSNCNZWW」が9.6×12.9×2ミリメートル、「EYSNSNZWW」が、3.25×8.55×1ミリメートル。

　これにより従来ではできなかった、倉庫やオフィスなどの屋内施設での人やモノの位置情報の把握などが可能となる。今後も市場からのニーズに応え、高機能化・高信頼化など、さらなるラインアップ拡充を進めていきたいとしている。

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