200311_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月11日 |
200311_01 |
SMK |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
自動車機器用 |
大型曲面カバーガラスに薄型ガラスセンサーを貼り合わせた車載向け静電タッチパネル
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車載向け大型曲面カバーガラス付き 静電容量方式タッチパネル |
SMKは10日、車載ディスプレイ向けに、業界初となる大型曲面カバーガラスに薄型ガラスセンサーを貼り合わせた車載向けカバーガラス付き静電タッチパネル「CapDuo Touch―S」を開発したと発表した。今月から受注活動を開始する。
自動運転の実用化に向け、コックピットに表示させる情報量が増加しており、センター・インフォメーション・ディスプレイ(CID)の標準搭載に加え、メータークラスタのディスプレイ化も進んでいる。これに伴い、CIDとクラスタを一体化した「Two―in―oneディスプレイ」の需要も高まっている。
新製品は、こうした車載ディスプレイの多様化・高度化に対応する製品として開発したもの。これまで培ってきた貼合技術を生かし、1枚の大型で曲面状のカバーガラスに左右2枚の薄型ガラスセンサー(厚さ0.4mm)を貼り合わせたTwo―in―one構造の製品を開発した。
曲面ディスプレイには通常、曲面加工のしやすいフィルムセンサーが使用されるが、同製品ではガラスセンサーを採用することで車載環境における信頼性の向上をはじめ、偏光サングラス着用時に見られる虹見えを防止し、良好な視認性を実現した。
曲面カバーガラスの採用により、ディスプレイと車内デザインとの一体化に貢献する。ガラスセンサーには、CapDuo Touchを採用。1枚のガラス両面にX、Yセンサーをそれぞれ形成したブリッジレス構造のため、良好な見栄えも確保する。
車載向けの12インチを超える大型曲面カバーガラス付き静電容量方式タッチパネルを開発したのは、業界初となる。主な特徴は、CIDとメータークラスタを一体化したTwo―in―one構造。大型曲面カバーガラスに薄型ガラスセンサーを貼合。ガラスセンサーにはブリッジレスのCapDuo Touchを採用。偏光サングラスに対応(着用時虹見え、ブラックアウトなし)。車載スペック対応の高信頼性品。
用途は、CIDやメータークラスタなど。
主な仕様は、読み取り方式は静電容量方式(相互容量)。入力方式は指入力。使用温度範囲−30―+85度。保存温度範−40―+95度。透過率90%以上。曲率は左R600/右R1千(デモ機仕様)。センサー厚み0.4mm(デモ機仕様)。センサーサイズ12.3インチ(デモ機仕様、左右同サイズ)。
生産能力は月産5万枚。今月から受注活動を開始する。
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