200312_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月12日 |
200312_01 |
東芝デバイス&ストレージ |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
一般産業用 |
過電流検出機能などを内蔵した中大電流IGBT/MOSFETプリドライブ用フォトカプラ「TLP5231」
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東芝デバイス&ストレージの フォトカプラ「TLP5231」 |
東芝デバイス&ストレージは、コレクタ電圧モニターによる過電流検出機能など、各種機能を内蔵した中大電流IGBT/MOSFETプリドライブ用フォトカプラ「TLP5231」を製品化した。産業用インバータをはじめ、太陽光発電用パワーコンディショナなどに向けて量産出荷を開始した。
新製品は、後段のpチャンネルおよびnチャンネルのコンプリメンタリMOSFETバッファ(増幅)を介して、中大電流GBTおよびMOSFETのゲートをコントロールするプリドライバー。同社従来製品では、電流増幅のためにバイポーラトランジスタで構成したバッファ回路を使う必要があり、動作中は常にベース電流を消費していた。
新製品では、外付けのコンプリメンタリMOSFETバッファを使うことができるため、電流を消費するのはバッファMOSFETゲートの充放電時のみとなり、低消費電力化が図れる。また、外付けのコンプリメンタリMOSFETバッファサイズを変えるだけで、様々なIGBT/MOSFETで必要なゲート電流を作ることが可能。
新製品とMOSFETバッファ、IGBT/MOSFETの構成をプラットフォームにすることで、システムのパワーサイズに応じたラインアップをカバーできるため、設計負荷の軽減に貢献する。
また、過電流検出後のIGBT/MOSFETゲート電圧のソフトターンオフ時間は、MOSFETバッファとは別の外付けMOSFETを介して制御できる。さらに、コレクタ電圧モニターによる過電流検出時に加え、UVLO検出時にも1次側にフォルト信号を出力する。新製品は、同社従来製品にない新たな特徴により、従来製品と比べてゲート駆動回路の設計を容易にできる。
IGBT/パワーMOSFETゲートドライブ(プリドライバー)のほか、AC/ブラシレスDCモーター制御、汎用インバータ/無停電電源(UPS)、太陽光発電用パワーコンディショナなどの用途に適する。
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