200211_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月11日 |
200211_03 |
日本電波工業 |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
移動体通信機器用 |
3225サイズで業界最高レベルの低位相ジッタ差動出力水晶発振器「NP325SAB」など
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日本電波の低位相ジッタ差動 出力水晶発振器 「NP3225SAB」 |
日本電波工業は、次世代高速通信5Gをはじめとする通信の高速化、大容量化に対応した水晶デバイスの製品ラインアップを拡充している。新たに業界最高レベルの低位相ジッタ差動出力水晶発振器「NP3225SAB」「NP3225SBB」を開発し、サンプル出荷を開始した。量産は9月を予定。
5G/LTEなどのモバイル高速通信や、SONET/SDH、10ギガビット/Ethernet、SATAおよびPCI-Expressといったシリアル通信で、高速化と大容量化における通信性能向上のために、さらなる低ジッタ基準クロックのニーズが高まっている。ジッタが大きい場合、隣接する信号と干渉するなどしてノイズや通信性能に劣化を引き起こす場合があり、低位相ジッタの要求が高まっているもの。
こうしたニーズに応えるため、同社は18年6月に位相ジッタを57fs(at156.25メガヘルツ)まで低減したLVDS差動出力水晶発振器を開発し販売を開始した。その後、フォトリソグラフィ技術を用いた高周波の基本波水晶振動子と低ノイズ設計された差動発振用ICの技術開発を進め、従来よりもさらに低雑音のLVDS、PECL差動出力水晶発振器の開発に成功した。
LVDS差動出力水晶発振器では位相ジッタ47fs typ.と従来製品に比べ位相ジッタ特性において10fs typ.低減している。
今後この技術を用いて、ほかの差動出力方式であるHCSL出力にも順次展開し、製品ラインアップをそろえてユーザーのニーズに応えていく。
新製品のサイズは3.2×2.5×1ミリメートル。公称周波数範囲は100メガ-200メガヘルツ。出力対応はNP3225SABがLVPECL、NP3225SBBがLVDS。
動作温度範囲はマイナス40-プラス85度。電源電圧はプラス2.5V/プラス3.3V。
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