200211_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月11日 |
200211_02 |
セイコーインスツル |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般民生用 |
沿革で作業員の安全を見守り可能な腕時計型バイタルセンサー
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SIIの腕時計型バイタルセンサー |
セイコーインスツル(SII)は、18年5月に発売した腕時計型バイタルセンサーに大幅改良を加え、実用性をアップさせた新型モデルを開発、3月末から販売を開始する。
日本では近年、気温が上昇しており、特に夏場の建設現場では熱中症のリスクが高まるなど、屋内外問わず作業員の働く環境は悪化している。今回改良した腕時計型バイタルセンサーは温度、脈拍、加速度センサーを内蔵し、使用者の体表面温度、脈拍などの生体情報をはじめ、転倒などによる加速度の異常を920メガヘルツ帯無線を使って、専用のベース(親機)に一定間隔で送信し、作業員の安全・見守りを遠隔で行うためのウエアラブルデバイス。
通信には920メガヘルツ帯を使用しているので、無線LANやブルートゥースなどの2.4ギガヘルツ帯と比べ通信距離が長く、障害物の多い室内でも電波が届きやすいほか、専用のルーター(中継機)を活用することで、広範囲での安定した通信が可能になる。また、約1年間稼働する電池式を採用しているため毎日の充電が不要で、充電し忘れによるバッテリ切れを心配する必要がない。
これらの基本機能に加え新型モデルでは、新たに時刻、体表面温度、脈拍を表示する液晶画面を設置したほか、緊急事態が発生した際に使用者の判断で警告を発信できるヘルプボタンを搭載した。また、現場における操作性、装着性、堅ろう性を高めるためにデザインも一新している。
さらに、広大な敷地や多層階の建設現場などでは複数台のルーターを設置することで、バイタルセンサーからの電波の受信強度によって作業員がどのルータの近くにいるかを測定し、簡易的な位置検出が可能になる。
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