200204_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月4日 |
200204_01 |
ローム |
半導体集積回路 |
その他IC |
一般民生用 |
NXPセミコンダクターズの「i.MX8M Nanoファミリ」に適した高効率パワーマネジメントIC
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ロームのNXP「i.MX8M Nanoファミリ」向け パワーマネジメントIC「BD71850MWV」 |
ロームは、NXPセミコンダクターズのアプリケーション プロセッサ「i.MX8M Nanoファミリ」に適した高効率パワーマネジメントIC(PMIC)を開発し、昨年12月から月産40万個体制で量産を開始した。サンプル価格(税別)800円/個。
前工程はローム浜松、後工程はローム エレクトロニクス フィリピンズ。i.MX8Mシリーズ向けPMICの第5弾で、民生機器や産業機器で幅広く採用が進むi.MX8M Nanoファミリに必要な電源系統(パワー・レイル)と機能を集積した。
今回のPMICでi.MX8Mシリーズ全てのアプリケーション プロセッサのパワーマネジメントをサポートしている。
新製品のPMICは「BD71850MWV」。i.MX8M Nanoファミリの電源系統に合わせて電源回路を設計し、制御ロジック、降圧DC/DCコンバータ6チャンネル、LDOレギュレータ6チャンネルを集積。
最高電力変換効率95%の降圧DC/DCコンバータを搭載し、入力電圧は1セルのリチウムイオン電池からUSBまで2.7-5.5Vの幅広い範囲で動作可能。
SDXCカードインターフェイス用1.8V/3.3Vスイッチ、32.768キロヘルツ水晶振動子のバッファのほか、電源系統ごとの出力短絡、出力過電圧、出力過電流やサーマルシャットダウンの保護機能を内蔵した。
アプリケーションに必要とされるDDRメモリーにも1チップで電源を供給できる。アプリケーション設計を柔軟にするためにパワーモードに対応したシーケンサを搭載。
I2Cインターフェイスとワンタイムプログラマブル(OTP)ROMを通じてシステムが求める機能やメモリーの種類に合わせて各電源の出力電圧やON/OFF制御、保護機能の有効・無効、パワーモードの遷移条件をカスタマイズすることで、用途に合わせて最適なアプリケーション設計を実現できる。
部品を42個削減
56ピンQFNパッケージの端子配置をi.MX8M Nanoアプリケーション プロセッサとDDRメモリーへの接続が容易になるよう考慮し、基板レイアウト設計時の負荷を軽減した。
BD71850MWVと同じ電源系統をディスクリート部品で構成した場合に比べ部品点数を42個削減でき、実装面積でもType-3PCB片面実装時で、42%の削減を可能にした。両面実装の場合は400平方ミリメートル以下の省スペースで電源機能を構成できる。
ロームはLinuxドライバーをはじめ、設計に必要な設計ガイドライン、リファレンス回路・レイアウトを提供し、アプリケーション開発時間の短縮を実現。
NXP社から提供されているBD71850MWV搭載のi.MX8M Nanoプロセッサのエボリューションキットで、すぐにi.MX8M Nnanoプロセッサに対する動作評価が可能となる。
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