200205_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月5日 |
200205_01 |
三菱電機 |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般産業用 |
三菱電機が0.1度単位で温度を分析できるサーマルダイオード赤外線センサー
三菱電機は、人や物の識別や行動把握を高精度に行うサーマルダイオード赤外線センサー「MelDIR(メルダー)」を開発し、「ナノテック2020」(1月29-31日、東京ビッグサイト)に出展した。
同製品は昨年11月に発売。当初想定していた防犯や見守り用途以外にもスマートファクトリー分野から反響があり、工場のスマート化を提案するコンサルタントやIoTメーカーなども興味を示しているという。異常な発熱をチェックするなど製造ラインの温度管理での活用が検討されている。
赤外線センサーは、物体が温度に応じて発する赤外線を受光し、電機信号に変換して温度の測定などを行う。市場で一般的に採用されているサーモパイルは16×16画素のため解像度が低く、安価だが検知精度は高くなかった。
メルダーは、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」に搭載した技術を活用して80×32画素と10倍の高画素化を実現する。同技術は、民生用にダウングレードして、ルームエアコン「霧ヶ峰」シリーズに使われている。サーモパイルに比べて温度分解能も5倍に向上して、0.1度単位での温度分析が可能になった。
また、基板の上に乗ったセンサー自体を真空封止して放熱を抑えるパッケージ技術により、製品サイズを従来比で80%小型化した。
同社では、赤外線センサーを新しい事業の柱にしたい考え。サンプル価格は8000円(税別)。
高級機のボロメータなどに対する価格メリットを生かし、普及を図る。
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