161013_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月13日 |
161013_01 |
双信電機 |
受動部品 |
フィルタ |
一般産業用 |
業界最小レベルの小型で優れた減衰特性実現のノイズフィルタ
|
双信電機のノイズフィルタ |
双信電機は産業機器向けノイズフィルタの拡販を推進している。インバータの普及が進展し、ノイズ対策の重要性が高まっていることに対応。新製品開発を加速しており、新たに業界最小レベルの小型で優れた減衰特性を実現したノイズフィルタを開発。17年1月から発売する予定。サポート体制として、ノイズ測定、対策サービス体制を強化している。
新製品は、定格電圧250Vで10A定格の「NF2010A―SUM」と、20A定格の「NF2020A―SUM」。
内蔵するコイルに自動巻きコイルを採用することによって、サイズが従来の85×50×40ミリメートルから65×40×46ミリメートルへと約30%の小型化を実現した。
さらに漏えい電流は0.6mA/250V、60秒を実現。高周波帯域における優れた減衰性能を実現。特に1MHz以上の高周波帯域の減衰特性を大幅に改善している。
ねじアップ端子の採用でねじ脱落防止機能を付与。また、DINレール対応のアタッチメントもオプションで準備している。
安全規格については、TUV、ULを12月までに取得予定。
これまで同社がノイズフィルタの事業規模を拡大してきたのは、テストサイトや移動診断車によるノイズの試験、診断、さらには対策を行い、販売をサポートしてきたことによる。
ノイズ測定施設は、10メートル法大型電波暗室や大型シールドルームなどから構成されるテストサイトが浅間サイトで稼働しているのに加えて、大阪、名古屋に移動診断車による出張試験、診断、対策を行うオンサイトを展開している。
移動診断車は浅間に2台、名古屋に1台、大阪に2台の体制。テストサイトに持ち込めない大型機器や固定設備、半導体製造装置などは指定の場所に訪問し、ノイズ測定、さらには適合試験の事前評価や現場のノイズ調査などを行う。
|