長辺電極タイプと新サイズ/抵抗値の金属板低抵抗チップ抵抗器

釜屋電機がラインアップを拡充し た金属板低抵抗チップ抵抗器

　釜屋電機は金属板低抵抗チップ抵抗器のラインアップを強化した。「ＲＬＰ・ＭＬＰシリーズ」に新たなサイズ、抵抗値を追加したほか、長辺電極タイプ「ＴＷＬＣ」に２サイズを品ぞろえした。

金属板低抵抗チップ抵抗器は、低抵抗で十分な定格電力を持つことで、電源回路などにおいて高精度に電流検出を実現している。

ＲＬＰ・ＭＬＰシリーズは、１６０８サイズ、２０１２サイズ、３２１６サイズ、６３３２サイズで１５ｍΩ以下の抵抗値をラインアップ。バッテリパックの電流検出に最適な抵抗器。ＭＬＰシリーズに新たに２サイズ（ＭＬＰ３２、ＭＬＰ６３Ｃ）を追加した。ＭＬＰ６３Ｃは６３３２サイズで定格電力３Ｗを実現。

ＲＬＰシリーズ（３２１６サイズおよび６３３２サイズ）およびＭＬＰシリーズ（２０１２サイズ）に抵抗値を追加した。新たな抵抗値は、ＲＬＰ３２（３２１６サイズ）が１１ｍΩ、ＲＬＰ６３（６３３２サイズ）が１１ｍ／１３ｍ／１４ｍΩ、ＭＬＰ２０（２０１２サイズ）が４ｍ／５ｍ／６ｍ／８ｍ／９ｍΩ。

ＴＷＬＣは、長辺電極構造により小型・高定格電力を実現しているほか、接合強度、信頼性に優れる。また、ダウンサイズ、省スペース化に貢献する。安定性クラス５％。

追加した２サイズは、１６３２サイズと３２６３サイズ。定格電力は１Ｗ、２Ｗ。定格抵抗値は１００ｍ─９１０ｍΩ。抵抗値許容差はＦ（プラスマイナス１％）、Ｊ（プラスマイナス５％）。