160825_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月25日 |
160825_02 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
高効率な電流モード同期整流式で単一抵抗型降圧レギュレータ
リニアテクノロジーは1本の抵抗で14.5−0Vの出力に調整可能な、プラスマイナス5A高効率電流モード同期整流式降圧レギュレータ「LTC3623」の販売を開始した。同製品は、熱特性が改善された24ピン3×5ミリメートルQFNパッケージで供給され、EグレードとIグレードのどちらも、マイナス40−プラス125度の動作接合部温度で仕様が規定されている。Eグレードの1千個時の参考単価は3.95ドルからで、どちらのグレードも同社国内販売代理店各社経由で販売される。
リニアテクノロジーの従来のリニア・レギュレータやスイッチング・レギュレータで実績のあるこの先進のアーキテクチャでは、50μAの電流リファレンスを1本の抵抗と組み合わせて使用し、出力電圧を設定する。この独自の設計により、複数のレギュレータ間の電流分担を容易にし、1本の外付け抵抗で全てのレギュレータの出力電圧を設定することができる。
LTC3623は、プラスマイナス5Aの両極性シンク/ソース能力、広い電圧入力/電圧出力能力、優れたライン・レギュレーションや負荷レギュレーションのための電流モード制御機能を備え、高効率で外付け部品数が少なく、並列接続が可能なため、電源トラッキング、ASICサブストレートのバイアス、DDRメモリー電源、ポイントオブロード電源、携帯計測器、分散電源システム、バッテリ駆動機器、熱電冷却システムに加え、今日のマルチレール・システムに最適。
入力電圧範囲が4−15Vと広いので、2セル・リチウムイオン・アプリケーションや、5Vおよび12V固定の中間バス・システムに最適。低RDS(ON)の内蔵Nチャネル・パワーMOSFETと同期整流方式により、最大96%の効率を達成する。革新的な設計により、出力電圧を0V−VIN−0.5Vにダイナミックに調整することができ、実質的なレール・トゥ・レール性能を実現する。
0V出力まで最大5Aをシンクする能力があるため、システム内で必要に応じて各レールをパワー・ダウンさせることができる。微調整された内部リファレンスにより、プラスマイナス1%の高精度を実現した。
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