160823_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月23日 |
160823_01 |
インターシル |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
バッテリ駆動の携帯機器向け高効率の昇降圧レギュレータ
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ISL91127とISL91128 |
インターシルは高効率昇降圧レギュレータのISL91127とISL91128を発表した。両製品は同社の昇降圧ファミリの最新製品で、4.5Aのスイッチ、クラス最高の最大96%の効率、小フットプリントを特徴としており、バッテリ駆動機器のシステムや周辺機器への給電に最適。また、30μAと業界最小の静止電流により、優れた軽負荷効率を提供する。
入力電圧が出力電圧を上回ったり下回ったりする可能性のある携帯機器において、昇降圧レギュレータは昇圧レギュレータとバイパス機能を組み合わせたソリューションに比べ、効率の向上とバッテリ駆動時間の延長を実現する。
製品の小型化へのニーズが強まる中で、インターシルのISL9112xに採用されている小型QFNとWLCSPパッケージは、電源回路設計の際に柔軟性と設計の容易さを提供しながら、効率の最大化を可能にする。
両製品は入力電圧と出力電圧の関係に応じて降圧モード、昇圧モード、昇降圧モードのいずれかで動作するとともに、モード間のスムーズな移行を可能にし、ノイズと異常の発生を防止する。
こうした機能に加え、優れた軽負荷効率と超低静止電流を提供する同社の特許取得済み技術の採用により、あらゆる条件下で効率を最大化。これにより、携帯機器とモバイル機器の電力損失と発熱の低減が可能になり、バッテリ駆動時間を延長できる。
入力電圧範囲が1.8−5.5Vと広く、複数のバッテリ・トポロジに対応。また、1−5.2Vと広い出力電圧範囲と3Aの出力電流で、設計の柔軟性を最大限に高めることができる。
さらにISL91128はI2Cプログラマブルなダイナミック出力電圧調整機能を備えており、帰還抵抗を不要にするとともに、出力電圧が異なる製品を設計する際に既存の設計の再利用を可能にする。
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