160816_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月16日 |
160816_01 |
STマイクロ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
移動体通信機器用 |
電圧降下が少ない低ドロップアウト型(LDO)の新電源レギュレータ
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「LDBL20」レギュレータIC |
STマイクロは超小型で、電圧降下が少なくて済む低ドロップアウト型(LDO)の新電源レギュレータ「LDBL20」を発表した。
同製品は、同社のバンプレスパッケージ技術である「STSTAMP」を採用しており、バンプの径の制約により、従来のフリップチップ方式で課題となっていた入出力端子の最小化が可能となり、小型・低背化を実現した。
同製品は、超小型サイズであるだけでなく、より大型の競合製品と同等の電流(200mA)を出力可能。入力電圧範囲は1.5─5.5Vで、標準ドロップアウト電圧は200mV。
80デシベル(100ヘルツ)および50デシベル(100キロヘルツ)の優れた電源電圧変動除去比(PSRR)により、広周波数帯域にわたってフィルタリング簡略化を可能としており、バッテリ駆動機器の低消費電力回路において安定した電源レールを実現可能。
また、低い動作電流(最大100μA)が、あらゆる動作状況の効率化を可能としている。
同製品を使用する設計者は、0.8Vから5.0Vの出力電圧を50mVごとに選択可能。ロジック制御による電子シャットダウン、内部ソフトウエア・スタートなど、様々な機能を利用できる。さらに、同製品には開発ボード(STEVAL−ISB034V1)が用意されている。
LDBL20は、ウエアラブル機器や携帯型オーディオ機器、スマートウォッチなど幅広い応用分野での利用に最適。
現在量産中で、単価は約0.25ドル(1千個購入時)。
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