160816_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月16日 |
160816_02 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
マルチレールシステム向け2-8個の出力供給の降圧DC/DCコンバータ
リニアテクノロジーは複数の低電圧電源を必要とするシステム向けに、高集積汎用パワーマネージメント・ソリューション「LTC3374A」の販売を開始した。
同製品は熱特性が改善された高さの低い(0.75ミリメートル)38ピンTSSOPパッケージと5×7ミリメートルQFNパッケージで供給される。EグレードとIグレードはマイナス40−125度の動作温度範囲、Hグレードはマイナス40−150度の動作温度範囲で仕様が規定されている。Eグレードの1千個時の参考単価は4.65ドルからで、同社国内販売代理店各社経由で販売される。
同デバイスは15種類の可能な出力電流構成を使って、2−8個の独立した安定化出力を供給するように構成できる。
このように柔軟性が高いため、産業用システム、自動車用システム、通信システムなど、様々なマルチチャネル・アプリケーションに最適。ピーク効率が94%で、一つの出力の電圧精度はプラスマイナス1%、それ以外の最大七つまでの出力はプラスマイナス2%精度。パワーグッド機能は出力がプラスマイナス1%精度で安定化されていることを示し、過電圧状態も表す。さらに、精度がプラスマイナス3度の温度モニターも内蔵している。
LTC3374Aは、柔軟なシーケンス制御とフォルト監視機能を備えた八つの独立した1Aチャネルを特徴としている。各チャネルは2.25−5.5Vの独立した入力電源を備え、出力電圧範囲が0.8V−VINの高効率同期整流式降圧レギュレータ。最大4個の隣接した降圧レギュレータを並列接続して、VINピンを相互接続し、SWピンを相互接続し、スレーブの降圧レギュレータのFBピンを入力電源に接続することにより、1個の共用インダクタを使用して最大4Aの出力電流を供給することができる。このようにして、15種類の異なる出力構成が可能。
スイッチング・レギュレータは、軽負荷時に高効率を得るためのBurst Mode動作(パワーアップ時のデフォルト・モード)と、軽負荷時にノイズを低減するための強制連続パルス幅変調 (PWM) モードのいずれかで動作する。
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