160805_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月5日 |
160805_01 |
ams |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
移動体通信機器用 |
カラー/照度/近接センサー組合せの最小光センサーモジュール
ams(日本法人=amsジャパン、東京都品川区)は2日、カラー(RGB)、照度、近接センサーを組み合わせた最小サイズの光センサーモジュールを発表した。同モジュールは、設計の柔軟性と卓越したディスプレイ視聴体験を実現する能力をOEMメーカーに提供する。
TMD3700はフットプリントが4.00×1.75ミリメートルで、業界最小のフットプリントを実現している。
また、外形の高さが1.00ミリメートルと薄いので、極めて密集したレイアウトかつ機械設計に制約のある次世代モバイルフォンに最適な製品だ。
照度センサーは45度という広い視野角を持ち、精度はプラスマイナス10%で、動作範囲は暗色ガラスを通して200ミリルクスから60キロルクス。これによりスマホによる周囲光環境の測定と、ディスプレイの色みと輝度の最適化などの調整を自動的に実行する。
TMD3700カラーセンサーは、それぞれのチャンネルに紫外線(UV)および赤外線(IR)をカットするフィルタと、正確な測定に不可欠なデータの同時キャプチャを可能にする専用コンバータを備えている。
明るい場所でのカラーセンサーと照度センサーの組み合わせにより、スマホで白色点、色域、色飽和度のようなディスプレイプロパティのリアルタイム調整が可能になり、目で見た色に対して忠実な色再現性を実現する。
新製品の特徴は、電気的、光学的双方のクロストークを動的に削減し、信頼性の高い近接センシングを行うことを可能にする。
スマホメーカーはこの機能を使って、タッチスクリーンディスプレイにユーザーの顔が近づいてきたときにタッチスクリーン機能を無効にできる。さらに、モジュールと一体化した赤外線(IR)LEDの校正を行うことで、性能を最大限に引き出し、動作を確実なものにする。
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