160623_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月23日 |
160623_01 |
パナソニックAIS |
受動部品 |
フィルタ |
移動体通信機器用 |
高速モバイル通信MIPI/C-PHYに対応したコモンモードノイズフィルタ
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MIPI C―PHY対応コモンモードノイズフィルタ |
パナソニックAIS社はスマホ、タブレットなどのモバイル機器の高速データ通信方式MIPI(モバイル・インダストリー・プロセッサ・インターフェイス・アライアンス)C−PHYに対応した業界初のコモンモードノイズフィルタを製品化した。7月からサンプル対応を開始する。
スマホ、タブレットなどのモバイル機器において、カメラやディスプレイの高解像度化、マルチカメラ搭載化が進み、デジタルデータの大容量化、高速化が進んでいる。
伝送速度の高速化を目的に、高速データ通信方式MIPIの新たな規格MIPI C−PHYが策定され、今年内にもカメラ用途での市場導入が始まる予定。
スマホに代表されるモバイル機器では、大量のデジタル信号データをカメラやディスプレイ間で送受信している。その際に発生するノイズを除去するために使用されるコモンモードノイズフィルタにも新規格への適合が求められている。
同社では、独自のめっき微細コイル工法およびセラミック積層工法を用いて、業界で初めてMIPI C−PHYに対応した「MIPI C−PHY対応コモンモードノイズフィルタ」を製品化した。
主な特徴は(1)MIPI C−PHY(Ver1.0)に対応し、従来方式(MIPI D−PHY)のデータ転送レートに比べて、約1.5倍相当、C−PHY(Ver1.0)のデータ転送レート2.5ギガsps(5.7ギガbps/Trio)に対応(2)独自のめっき微細コイル工法、セラミック積層工法による小型形状を実現。小型化により搭載端末の高速データ通信ラインの配線エリアを削減(3)1ギガ−5ギガヘルツの広帯域のコモンモードノイズを低減、搭載端末の無線受信性能を向上する。
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