160617_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月17日 |
160617_01 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
不安定な入力電源向け最大40V入力のμModule降圧レギュレータ
リニアテクノロジーは、最大40V入力(絶対最大定格42V)のμModule(パワーモジュール)降圧レギュレータ「LTM8053」の販売を開始した。
同製品は、産業用ロボット、ファクトリ・オートメーション、航空電子システムなどのノイズの多い環境で、安定化されていない変動する12−36Vの入力電源で安全に動作できる。動作温度範囲はマイナス40−125度。1千個時の参考単価は9.66ドルからで、同社国内販売代理店各社経由で販売される。
LTM8053はスイッチング・レギュレータ・コントローラ、パワー・スイッチ、インダクタおよびほかのサポート部品を6.25×9×3.32ミリメートルのBGAパッケージに収容している。
同製品のソリューションは2個のコンデンサと2本の抵抗で構成でき、約150平方ミリメートルの実装面積に収まる。これに対して代替ソリューションは最大250平方ミリメートルの実装面積が必要で、使用する部品数は2倍になる。
LTM8053は3.5Aの連続出力電流(6Aのピーク出力電流)を供給。SHAREピンにより電流分担が可能で、並列接続してさらに大きな電流を供給できる。
出力電圧は、1本の抵抗を使って0.97−15Vの範囲で調整可能。このように出力電圧範囲が広いため汎用性が高く、この1個のデバイスで3.3/5/12/15Vの一般的なシステム・バス電圧に対応できる。12V入力、5V出力時の効率は90%。ヒートシンクやエアフローなしで最大85度の周囲温度で3.5Aの出力電流を供給する(12V入力、5V出力時)。
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