電波プロダクトニュース



160524_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月24日 160524_01 日本テキサス・インスツルメンツ ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

最高レベルのRFサンプリング性能の高速14ビットA/Dコンバータ


 日本テキサス・インスツルメンツは業界最高レベルのRF(高周波)サンプリング性能を実現した業界最高速の14ビットA/Dコンバータ「ADC32RF45」を発表した。

 新製品は2チャネル内蔵、最大4ギガヘルツのダイレクトRF信号変換が可能で、最高のダイナミック・レンジと最大の入力帯域幅を提供する。

 TIのRFサンプリング製品ポートフォリオの新しいデータ・コンバータ製品ファミリとなるADC32RF45は、最大4段の中間周波数ダウンコンバージョン・ステージを省略できることから、システム構成を簡素化し、基板実装面積を最大75%縮小する。

 ダイレクトRFサンプリングは、レーダー、ソフトウエア無線、航空宇宙や防衛、テスト・計測、ワイヤレス通信、電波天文向けなどのシステムにおいて、より高い実装密度、より良好なノイズ性能、より広い帯域幅やより小さな実装面積の要件に適合する。
 最大4ギガヘルツのRF入力信号をサポートすることで、0.5−1.5ギガヘルツのLバンドや、2−4ギガヘルツのSバンド全体で、第1、第2、第3ナイキスト・ゾーンのRF信号の変換ができ、フィルタの簡素化、基板実装面積の縮小や部品点数の削減などが可能。

 また、新製品は競合デバイスよりも5デシベル良好な155デシベルFS/ヘルツというスペクトラルノイズ密度を提供、入力周波数1.8Gギガヘルツで業界最高の58.5デシベルのSN比を提供する。

 16年第3四半期に量産出荷の予定で、10×10ミリメートルの72ピンQFNパッケージで供給される。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |