160406_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月6日 |
160406_01 |
TDK |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
600Aの大電流に対応ワンタッチ脱着可能なクランプ型電流センサー
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TDKの600A対応クランプ型
電流センサー |
TDKはワンタッチで着脱ができるクランプ型電流センサーの品ぞろえを拡充している。BEMS、FEMS、CEMS関連の分電盤向けの大電流センシングニーズに応えるために、新たに適用電流600Aタイプを開発、7月から当初月産1千個で量産を開始する。30―600Aの5タイプをフルラインアップしたことで、家庭用からビル、工場までの分電盤における電流センシングが可能になった。サンプル価格は4300円。
地球環境保全、省エネなどの観点で、ビルや工場全体でエネルギーの使用量を管理するBEMS、FEMSだけでなく、地域やコミュニティのエネルギーを管理するCEMSを導入する動きが目立っている。
新製品はこうした分野の分電盤で電流をセンシングするデバイスとして600A品を開発したもの。新開発した高透磁率(μ)の高性能フェライト材料を磁気シミュレーションで形状を独自に最適化。56×67×96ミリサイズで600A対応(変流比3千:1)を実現した。
また、開放保護素子を内蔵しており、開放時の高電圧を抑制できる。
さらにヒンジは着脱回数が多くなっても長寿命な構造設計を施しているほか、ケース表面の表示はレーザマーキングで見やすくしている。
生産は巻線、はんだ付けなどの工法の自動化を実現。高品質で安定した供給が可能。
同社はクランプ型電流センサーとして、家庭で使用される分電盤用の30AからHEMS向けの80A、100A、BEMS関連の300Aの4タイプを販売してきた。
今回の600A品のラインアップによって、BEMS分野などの大電流センシングニーズをカバーできるだけでなく、30Aから600A品をニーズによって組み合わせて、セットでの提案が可能になった。
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