HEV/EV/PHVの高電圧回路を遮断するFUSE内蔵サービスプラグ

高電圧バッテリ回路を安全に遮断するＦＵＳＥ 内蔵サービスプラグ

　タイコエレクトロニクスジャパンはＨＥＶやＥＶ、ＰＨＶに搭載される高電圧バッテリ回路を安全に遮断するＦＵＳＥ内蔵サービスプラグ「ＳＤ１２５」を販売開始した。

　新製品は、１２５Ａ　ＦＵＳＥを内蔵し、従来品からの大幅な小型化・低背化を実現。バッテリパック内部、および周辺部品のレイアウト性を高め、設計の自由度を向上させた。

　２段階レバーアクションに連動したインターロック（嵌合検知）機能を用意。アークや感電の原因となる活線挿抜を防ぎ、安全な脱着作業を可能にする。パネル側コネクタにはフィンガプロテクション機能を導入しており、脱着時の感電を未然に防ぐ。

　難燃性規格の中でも要求値が高いＵＬ９４　Ｖ０グレードに準拠。近年、車両火災に対する安全意識が高まる中、高電圧バッテリ周囲部品の高信頼化が求められている。

　ＳＤ１２５は、こうした安心・安全への対応にも最適。

　Ｍ６ボルトによる２点締結。挿抜のための工具不要。

　製品仕様は、定格電圧４５０Ｖ　ＤＣ。使用温度範囲マイナス４０―プラス８５度。ＦＵＳＥ定格は１２５Ａ。ＩＰ保護等級はＩＰ５ｋ２（嵌合時）／ＩＰ２ｘＢ（非嵌合時）。