160219_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月19日 |
160219_01 |
TDK |
半導体素子 |
ディスクリート |
一般民生用 |
ディスクバリスタと温度ヒューズを封入した過電圧保護用バリスタ
|
温度ヒューズ付き高サージ
電流耐量過電圧保護素子 |
TDKはEPCOSブランドの過電圧保護用バリスタ「Tシリーズ」の販売を開始した。新製品はディスクバリスタと温度ヒューズを難燃性プラスチックケースに封入した、これまでにない新しいタイプ。白モノ家電をはじめ照明バラスト、産業機器のインバータやコンバータなど、幅広く提案していく。
新製品は、ディスクバリスタのφ14ミリを内蔵した「T14シリーズ」とφ20ミリを使用した「T20シリーズ」。
T14シリーズは、電圧が130―420Vで、IEC61000―4―5準拠の8/20マイクロ秒のサージ電流波形印加での最大電流耐量が6千Aの高サージ電流耐量を特徴としている。サイズは17×21.6×13ミリ。
T20シリーズは、電圧130―1千V、最大1万Aのサージ電流耐量。電圧によって、サイズは22×26×12―27.5×27.5×18.5ミリ。
サージなどの過電流によりバリスタが異常発熱すると、内蔵されたヒューズが反応してバリスタを電源回路から切断し、基板の発火や周辺部品の損傷を防ぐ仕組みとなっており、高い安全性を有している。
また、電源ライン用の二つの端子に加え、モニター出力端子を備えていることから、LEDなどの外部機器接続により、バリスタの状態の検出が可能で、回路の損傷リスクをさらに軽減できる。
これまでの様々な電源部の過電圧保護用として使用されていたバリスタは、異常発熱対策として個別の温度ヒューズを実装する必要があった。
新製品はバリスタと温度ヒューズを一つのケースに内蔵したことによって、実装スペースの削減や、実装コストの低減を実現できるメリットもある。
|