ブルートウーススマートに対応した無線IRブラスタ

ＳＭＫの無線ＩＲブラスタ「ＢＴ／ＩＲ ステッカー」

　ＳＭＫは２６日、ブルートゥーススマートに対応した無線ＩＲブラスタ「ＢＴ／ＩＲステッカー」を開発し、受注活動を開始したと発表した。

　同製品は、ブルートゥーススマートで受信した無線信号を赤外通信に変換し、既存のテレビ、エアコン、照明などの家電機器に出力する製品。

　ＩｏＴ（モノのインターネット）の普及により、無線に対応した様々な機器がネットワーク上でつながり、制御・コントロールできるようになりつつあるが、以前から家庭にある家電機器についても、ネットワーク上で連携させ、操作したいという市場要求が高まっている。同製品を使用することで、既存の家電機器を遠隔操作することができ、かつ、スマホやタブレット端末からも容易に操作が可能となる。

　特徴はコイン電池駆動で、電池寿命は約１年間。家電機器の赤外線受光部付近に設置可能な小型デザイン。自動ペアリングに対応。

　主な仕様は、通信規格はブルートゥースＶｅｒ４.１（シングル）。サイズはφ２６×高さ１６ミリメートル。使用温度範囲は０―プラス４０度。保存温度範囲は、マイナス１０―プラス６０度。電池はＣＲ２０３２。センサー対応は温度、湿度、照度、人感（検討中）。

　同製品は、１１月４日から開催されるＳＭＫ技術展「ＴＥＸＰＯ２０１５」（ＳＨＩＮＡＧＡＷＡ　ＧＯＯＳ）に展示される。