150918_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月18日 |
150918_02 |
太陽誘電 |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
6.3/4Vで3225サイズ容量330μF実現の積層セラコン
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太陽誘電の積層セラミックコンデンサ「JMK
325ABJ337MM」 |
太陽誘電は積層セラミックコンデンサ(MLCC)の製品戦略として小型、大容量タイプの品ぞろえを拡充している。情報通信関連機器分野において、電源回路の平滑コンデンサとしての需要に対応するもの。新たに3225サイズで330μFを6.3Vと4V定格で実現。10月から玉村工場(群馬県玉村町)で月産100万個の量産体制を構築する。
既に同社では、4532サイズで470μFの大容量品を4月から量産している。今回の新製品はこれに次ぐ小型、大容量タイプ。
スイッチング電源の回路で機器を安定的に動作させるために、出力側に平滑用途の大容量コンデンサが複数個使用される。平滑コンデンサとしてはアルミ電解コンデンサやタンタルコンデンサも使用され、MLCCとは競合関係にある。
MLCCはアルミ電解やタンタルコンデンサに比べて低ESRで周波数特性に優れているため、高周波スイッチングか進んでいる電源回路の平滑コンデンサとしてリップル電流の抑制に効果的。また、小型であるため、実装面積を省スペース化できるメリットがある。
新製品は、330μFを6.3V定格で実現した「JMK325ABJ337MM」(温度特性X5R、最高使用温度85度)と330μF/4Vの「AMK325AC6337MM」(同X6S、同105度)。
同社では引き続き、大容量タイプのシリーズ化を推し進める考え。年内には3225サイズで220μFの10V定格品「LMK325ABJ227MM」(同X5R)と6.3V定格の「JMK325AC6227MM」(同X6S)の量産を開始する計画だ。
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